講演&チュートリアル
SciPyは、科学、数学、分析、工学のためのオープンソースソフトウェアPythonを通じたScientific Computingの進歩を目標としたコミュニティです。
SciPyカンファレンスでは、学術団体、商業団体、政府機関の参加者が最新のプロジェクトを紹介し、熟練したユーザーや開発者から学び、コード開発について議論をすることができます。
今年は、特別なトラックやテーマはありませんが、機械学習、データサイエンス、計算科学、科学的視覚化、画像処理、再現性など、科学的または分析的なトピックに関する投稿を歓迎します。
講演者は7月27日に通知いたします。
重要な講演&チュートリアルの日程:
2020年5月15日:
講演&チュートリアル募集開始
2020年7月1日:
講演&チュートリアル募集締め切り
2020年7月27日:
採択された講演者へ通知
2020年8月7日:
スケジュール発表
2020年10月30日-10月31日:
SciPy Japan 2020学会当日
プログラムチェア
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小山哲央、株式会社アーク情報システム
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クリス・アンジェル博士、Enthought
講演
講演応募
講演について
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SciPyの講演は25分、質問は2〜3分です
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講演は貴方の会社の製品のコマーシャルではあってはなりません。しかし、あなたの会社がどのように問題を解決したのか、あるいは注目に値するオープンソースプロジェクトが参加者にとって有益であれば構いません。
これらの多くはPyCon Proposal Resourcesからのものです。 PSFにお礼申し上げます。 -
講演は日本語でも英語でも可能です。もし可能であれば、スライド資料には両言語含めて作成をお願い致します。
アブストラクトの提出
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講演の可否はアブストラクトのレビューに基づいて決定されます
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期限:2020年7月1日までに提出して下さい
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内容:500字程度
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言語:日本語または英語
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アブストラクトでは、SciPyコミュニティにとって関心のあるソフトウェア、より効果的なコンピューティングのためのツールやテクニック、あるいはPythonが研究問題を解決するためにどのように適用されたかについて簡潔な説明して下さい。背景/動機、方法、結果、そして結論の構造が奨励されますが必須ではありません。プロジェクトWebサイトやソースコードリポジトリ、論文へのリンクや図を入れて頂くことをお勧めします。
簡単な説明
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参加者が貴方のトピックについてわかるよう簡潔な説明(100字以内)も別途準備して下さい。こちらはオンラインプログラム上にも表示されます。
アブストラクトを送信する上でのポイント
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アブストラクトには、以下の基本的な質問に対する答えを必ず含めてください。
-あなたの講演の対象読者は誰ですか?
-具体的に参加者はあなたの講演から何を学びますか? -
内容が幅広い人々に関連するものであることを確認してください。あなたの講演が特定のPythonパッケージやソフトウェアの一部に関するものであれば、それはニッチなグループ以上の聴衆に役立つべきです。
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ソースコード、記事、ブログ投稿、またはプレゼンテーションにコンテキストを追加するその他の文章へのリンクを含めると良いでしょう。
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講演、チュートリアル、その他のプレゼンテーションを以前に行ったことがある場合は、その情報とスライドへのリンク、または利用可能な場合はビデオを含めてください。
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万が一あなたのアブストラクトが採用されなかった場合、lightning talkを実施するのもよいですし、Birds of the FeatherディスカッションのためにセッションRoomを予約するのもできます。
アブストラクトのレビューと選考方法
SciPyコミュニティが初めての皆さんのために、私たちが講演を審査する上で使用しているプロセスを分かりやすく説明します。講演は、公開審査からなる同様のプロセスを経ます(すなわち、提出者とレビューアは公開されます)。
提出物は、ドメイン固有のトピックに関する専門知識を持つ審査員に自動的に割り当てられます。各応募作品は3名の審査員によって審査され、次のカテゴリに分類されます。
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このアブストラクトを受け入れることをお勧めしますか(はい/いいえ)?
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アブストラクト評価(スコア1〜5)
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あなたの審査にどの程度自信がありますか? (スコア1〜5)
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このアブストラクトは、SciPyコミュニティにとって関心のあるソフトウェア、より効果的なコンピューティングのためのツールやテクニック、あるいはPythonが研究問題を解決するためにどのように適用されたか簡潔に説明されていますか? (スコア1〜5)
提出物とそのレビューは、プログラム委員長に提供されます。議長はすべての提出物に対する抄録、得点およびコメントを検討し、会議共同議長に提出します。プログラム委員会共同議長および会議議長は、採択する講演の最終決定をします。
プロセスについて質問がある場合、scipy @enthought.com プログラム委員会共同議長宛てに連絡してください。
チュートリアル
トピック
チュートリアルは、明確に定義されたトピックをハンズオン形式でカバーすることに重点を置くべきです。テーマが限定されていても、少なくとも50%の時間をハンズオン演習に充てることをお勧めします。チュートリアルは4時間です。チュートリアルの申請書には、チュートリアルに必要なスキルや知識、受講者のおおよその期待される知識レベル(初級、中級、上級)を記入してください。
コンテンツとフォーマットに関しては、過去のSciPyチュートリアルセッション(SciPy 2019, SciPy 2018、SciPy2017)を参照してください。
未経験者と上級者のPythonプログラマーがより良く、速く、科学的アプリケーションを開発するのを支援する興味深いテクニックまたはパッケーに関連したチュートリアルが適しています。
チュートリアルプレゼンター向けの情報
セレクション
選ばれたチュートリアルは、7月下旬に発表される予定です。最終的なチュートリアルの資料と参加者向けの説明は、10月1日が提出期限です。必要なソフトウェアの最終バージョン番号、テスト済みの詳しいインストール手順、および会議の前に接続など準備する十分な時間があることを確認し、参加者に必要な資料を提供してください。さらに、会議の前に作成されるプリチュートリアルのスラックチャネルがあり、プレゼンターたちは、セットアップサポートをすることをお勧めします。
スティペンド
質の高いチュートリアルを計画し、準備するために必要な労力を考慮して、各インストラクター(またはインストラクターのチーム)がリードする半日のセッションごとに、500ドルが提供されます。
提出に必要な情報:
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トレーナー/教師/講演者としての過去の経験の説明、および(可能であれば)これらの経験のビデオへのリンクを含む、プレゼンターまたはチームメンバーの短い略歴。
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参加者がレベルに応じた適切なチュートリアルを選択できるように、必要なスキルのリスト。
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SciPy Webサイトに投稿用のチュートリアルの説明。対象になる参加者、必要な知識のレベルとクラスの目標を含めてください。
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詳細な概要。各パートの時間やエクササイズセッションなを含めてください。どうやってhands-onで実践的なチュートリアルをする方法を説明してください。
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参加者は、SciPyに参加する準備がすべて整うよう、さまざまな一般的なPython環境の詳細なインストール手順。
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可能であれば、チュートリアルのメモ、スライド、演習ファイル、IPythonノートブック(予備のものでも可)。
過去に参加した著者は新しい講師を支援するために提案の共有を同意していただきました:https://github.com/scipy-conference/scipy-conference/tree/master/data/tutorial_submissions